外貨預金のメリットとデメリットについて

為替相場の動きで一喜一憂!?外貨預金のメリットとデメリット

前回の記事では、外貨預金の概要とその特徴を簡単にご説明いたしましたが、ここでは外貨預金のメリットとデメリットについて詳しく見ていきたいと思います。長所と欠点を理解していないと、痛い目に遭うことも・・・。

外貨預金のメリット

◆為替差益
円預金にはない最大の魅力、それが為替差益です。為替差益とは、為替価格の変動による収益のことです。例えば、ユーロ建て預金をしたとしましょう。1ユーロ95円だった時に1万ユーロの預金を始め、満期を迎えた時には1ユーロ115円となっていました。そうすると、(115-95)×?10,000=200,000円の収益を得ることになります。

実際、ここ数年でユーロは大きく変動し、円高だった時は100円をきり、現在(2013年1月)1ユーロ115円ほどですから、もし底値圏でユーロ建て預金を始めていたとしたら、かなりの収益を上げたことになるわけです。これが外貨預金の醍醐味です。

◆高金利
円建て預金はあくまでも日本の金利状況によって金利が設定されますので、お世辞にも高金利とは言えません。しかし、外貨預金は運用通貨の金利で運用しますので、金利が高い通貨を選択すればかなりの高収益を期待できます。通貨によっては年利7%~10%というものがありますから、資産運用として大きなメリットとなります。

デメリットに注意!!

◇為替差損
上述したように、為替差益を狙える外貨預金ですが、反対に為替差損が生じる可能性もあります。つまり、満期時の為替レートが預入れた時よりも円高の場合、為替差損となります。為替相場は常に変動しますので、為替差益が必ず得られるとは限らず、リスクの高い金融商品です。

◇為替手数料
外貨預金を始めるとき、そして満期時、必ず為替手数料が発生します。銀行と通貨によって手数料は異なりますが、これが安くありませんので、為替差益をあまり得られなかった場合、金利分が手数料で相殺されるケースも・・・。為替手数料が大きなデメリットとなるでしょう。

◇預金保険対象外
円預金の場合、万が一銀行が破綻しても1000万円以下の預金と利息分は保証対象となりますが、外貨預金には預金保険がありません。運用額が10万円でも100万円でも、銀行が破綻した場合にはすべての運用資金が消失する可能性があるということです。
(⇒ペイオフと定期預金の関係について

外貨預金はハイリスク

定期預金の一種ですから、中途解約も難しい外貨預金。中途解約できても元本割れになることがほとんどですから、外貨預金はメリットが豊富、しかしデメリットも多数あり、外貨預金はハイリスクな金融商品と言えるでしょう。ですから、外貨預金を手掛けたいなら上手に運用する必要があります。

外貨預金には魅力がありますが、円預金とは具体的にどんな相違があるでしょうか?次の記事でご紹介していますので、そちらも併せてご覧ください。それから資産運用方法を選択しても遅くはありません。
(⇒円預金と外貨預金の違いとは?

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