円仕組み預金の概要と詳細について

仕組み預金にもいろいろあった、円仕組み預金ってどんな商品?

仕組み預金とはどんな金融商品なのかは、前回までの記事でお分かりいただけたと思いますが、仕組み預金には円仕組み預金というものがあります。円というのは日本円のことですが、なぜ円仕組み預金という商品があるのか、具体的に説明していきたいと思います。

円仕組み預金とは

円仕組み預金とは、簡単に言えば一般の仕組み預金と変わりません。なんで「円」という文字を仕組み預金に付けているかというと、外貨仕組み預金という金融商品があるからです。外貨仕組み預金と区別をつけるために円仕組み預金という言葉があると考えていただいてOKです。

外貨仕組み預金は円仕組み預金とどう違うのか、それはまた後程お伝えできればと思います。
(⇒外貨仕組み預金の詳細はこちら

円仕組み預金の概要

円仕組み預金は文字どおり円での取引となりますので、満期で受取れる金額すべて円で受取ることになります。もちろん利息も円で受取れます。

円仕組み預金の最大のメリットは、高金利という点でしょう。現在、普通預金の金利は無いにも等しいものですが、それに比べたらかなり高い金利となっています。定期預金よりも高金利ですから、収益率を上げたい方にはメリットのある資産運用法となります。

申込時や満期時に手数料がかかることはほとんどありませんが、中途解約には多額の違約金(解約手数料)を支払うことになります。ですから、たいていの場合は元本割れとなりますので注意が必要です。

ただし、銀行が破綻した場合は別で、ペイオフ制度が適用になります。1000万円までの元本と利息は預金保険の対象となりますので、その点は安心して運用ができるでしょう。ただし、仕組み預金に限らず、資産運用はあくまでも余裕資金で行うものです。余裕資金が1000万円もある方は、仕組み預金よりもさらに相応しい資産運用方法があると思われます。

預入期間は?

円仕組み預金の預入期間は、たいてい3~10年、または5~10年というものが多いです。なぜ、3~5年のように期間に幅があるのかというと、最低契約期間と最大契約期間を銀行と契約するからです。

最低期間が3年で最大10年の場合、3年経過したときから1年ごとに契約を延長するか否か、銀行から伝えられることになります。契約延長ならその分金利が高くなることがほとんどですが、契約解除となるとその時点で預金契約終了となり、利息を加えた元本が返金されます。

大切なポイントは、預入期間は預金者が決めるのではなく銀行に決める権限があるという点です。景気状況によっては、預金者が損することやリスクを背負うこともありますので、注意が必要です。

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