定期預金の単利と複利の違いについて

金利が同じでも受取る利息が違うのはなぜ?単利と複利の秘密に迫る!

定期預金での収益は金利にかかっていると言えますが、金利は原則変わらないものの、受取る利息が違う場合があります。なぜそんなことが起こるのか、徹底解説致します。

秘密は単利と複利にあり

定期預金の運用法には、以下の2種類の方法があります。

①単利
②複利

この2種類の運用法によって受取ることのできる利息額が異なります。単利とは、定期預金の預入期間中に元本に対してのみ利息がつくものを指していて、一方、複利とは、定期預金の期間中、それまでに付与された利息と元本に対して利息がつくものを指しています。それはどういうことなのか、複利に関する一例を挙げてみましょう。

10万円を年利5%で3年間預金したとしましょう。1年ごとの複利の場合、以下のような計算式に基づいて利息を受け取ることができます。

1年目 ⇒ 100,000円×5%=5,000円
2年目 ⇒ 105,000円×5%=5,250円
3年目 ⇒ 110,250円×5%=5,512円
利息合計 ⇒ 15,762円

以上のように、前年の利息と元本に対して利息がつく複利預金ならば、+15,762円(税金差し引かず)の収益となるわけです。単利での預金ですと・・・

100,000円×年利5%×3年=利息15,000円

という計算になりますから、複利預金の方がお得なことお分かりいただけると思います。

単利と複利の利回り

上記の例で、単利預金ならば1年の利回りは、15,000円÷100,000円÷3年=5%となり、複利預金の利回りは、15,762円÷100,000円÷3年=5.254%となります。利息計算でも利回りでも、複利預金の方がお得なことは一目瞭然です。

銀行によっては複利預金の商品を扱っていますから、サービスと自分のニーズを照らし合わせてそうした商品を選ぶのも効率の良い資産運用法となります。

ちなみに投資信託という金融商品でも複利による運用法を時折目にしますが、卓上の計算では複利の方が間違いなくお得であることを覚えておきましょう。

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