預金保険制度の資金援助方式に関して

銀行が万が一破綻したら・・・資金援助方式が作動するので安心!

銀行が破綻したとき、預金保険制度であるペイオフが発動し、預金者の預金が1000万円以下に限り全額保護されることは、以前学びましたね。しかし、預金保険制度は、実はペイオフだけではなかったのですが、もう一種の預金保険制度をご存知でしたか?

では、ここで預金保険制度に関する詳細を見ていくことにしましょう。

資金援助方式

預金保険制度は、ペイオフと「資金援助方式」の2つの仕組みから成る制度となっていますが、資金援助方式とはどんな救済方式なのでしょうか。資金援助方式を簡単に説明すると、破綻した銀行の資金や業務が受け皿となる銀行に移される方式となります。

しかし、銀行が破綻して、破綻した銀行の受け皿となってくれる銀行がすぐに見つかるわけではありません。その場合、先ずは承継銀行(ブリッジバンクとも呼ばれる)が選定され、その承継銀行が破綻した銀行の業務を行い、それと同時に受け皿銀行を探すことになります。

なぜそのような資金援助方式が採用されるのか、それは混乱を防ぐためです。銀行の破綻=信頼の破綻となりますから、預金者は一斉に銀行に詰め寄り、自分の預金を引き出そうとします。そうなると、その混乱が他銀行にまで影響を及ぼし、関係のない企業の資金繰りにまで影響がでます。そうした一連の混乱を防ぐための仕組み、それが資金援助方式なのです。

資金援助方式とペイオフ方式の違いとは

資金援助方式とペイオフ方式の相違点は、破綻した銀行が消滅するか否かという点です。資金援助方式の場合、破綻銀行が国の管理下になるだけで消滅はしません。しかし、ペイオフ方式の場合、破綻した銀行は消滅します。もちろん、預金保険機構が預金1000万円以下の払い戻しを行なってくれますので、心配は要りません。

以上のように、預金保険制度には「資金援助方式」と「ペイオフ方式」の2種類があること、お分かりいただけたと思います。銀行が破綻したとき、まずは資金援助方式が採用され、最悪ペイオフ方式が採用されることになっています。

定期預金を始め銀行に預金を行なっている人すべての保護となる制度ですから、安心して定期預金を始められますね。

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