定期預金の注意点とデメリット

メリットが豊富な定期預金、でも注意点も把握しておこう

前回の記事で定期預金の魅力とそのメリットについてお話ししましたが、注意点が少なからずともあります。その点に留意しながら定期預金を行なうなら、万全の態勢でのぞめるでしょう。

金利リスク

固定金利による定期預金の場合、契約期間が終了するまで金利は変動しません。よく言えば高金利が保証されるわけですが、悪く言えば更なる収益を逃すリスクが存在します。

というのは、数年の定期預金を組んだ場合、契約期間中に市場全体の金利が上がる可能性があります。しかし、固定金利での定期預金の場合、契約時の金利は一切変動しませんので、運用している資産での更なる収益を逃すことになります。つまり、もっと儲けられるはずだったものを儲けられなくなるというわけです。

日本の金利状況はお世辞にもよくありませんが、世界の景気動向などさまざまな要素が揃えば、日本の金利が上がる可能性もあるわけです。ですから、現在とこれからの経済状況を見極めながら定期預金を始めないと、金利リスクを冒すことになります。

1000万円以上の定期預金だと・・・

ご存知かもしれませんが、同じ銀行で1000万円以上の預金をしている場合、万が一銀行が倒産したら戻ってくるのは1000万円が上限となっています。つまりペイオフ制度があるというわけです。このペイオフ制度によって個人の資産が守られるわけですが、1000万円以上の預金をする場合には、ある程度のリスクがあることを頭に入れておきましょう。

中途解約リスク

定期預金は基本的に中途解約不可ですが、ペナルティ金利適用で解約が可能な場合もあります。銀行や商品によって変わりますので個別に確認が必要ですが、ペナルティ金利が適用になればほとんど利息は付かないと考えて下さい。

そうすると、解約までの期間の預金が水の泡になるわけです。資産運用をしていたわけですが、収益がほとんどゼロの資産運用はお世辞にも賢明な運用とは言えません。元本が保証されるとは言え、中途解約は何としても避けたいところです。

定期預金の主な注意点は以上の通りです。メリットは豊富ですが、気を付けなければならない点があるのは確かですから、定期預金を始める時期や預入額、そして預入期間を熟考してから始めることにしましょう。

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